アムテカ族の王
黄金のコンドルが魔蝕虫に封印された後、人々が船で脱出する時間を稼ぐため宝剣(剛剣マンジカブラ)を片手に戦ったが、敵を流血させたのみであっけなく串刺しにされた。側近のうち唯一生き残った者が形見の宝剣を持ち出し、撤退中の王子のもとへ向かった

イカサマ
マユツバの腰巾着。脂ぎった顔をしており、マユツバ同様悪知恵が働く

お鷹
こばみ谷を縄張りにする山賊の頭領で、お竜にとっては4歳下の妹分。先代である父親の急死によって、若くして跡を継いだ。得意の武器はモーニングスター

お竜の父
お竜の回想のみに登場。逞しく優しい父親で、幼くしてして母を亡くしたお竜にとって非常に大きな存在だった

長老
お鷹の父代わりの存在である長老。妖刀かまいたちを使う

ハッタリ
マユツバやハッタリとともに「こばみ谷の三悪人」と呼ばれていたが、義理堅い性格のためお竜を見捨てられず、マユツバに反旗を翻した。後にお鷹を気に入ってしまい、身辺警護と称して砦に居ついた。今では彼女の右腕的存在であるが、お竜が“風来人の元締め”のもとへ使いに行くにあたって同行した。焙烙玉(爆弾)の使い手で、装備は矛の盾を愛用している。また、左頬に大きな刀傷がある

風来人の頭目
ヤブメが20歳のときに村へやってきた、命知らずな風来人の一人。息子ケチが生まれる前に魔蝕虫との戦いへ行き、殺された。そのとき身に着けていたのは背水の剣と風魔の盾、そしてヤブメが護符代わりに持たせた「王家の紋章」入りの首飾りであった。本人は「帰ってきた暁にこそ、名を告げよう」と言い残し、唯一帰ってきた部下も失敗を告げた直後絶命したので、彼の名を知る者はいない

“風来人の元締め”
父親の死後、お竜を引き取った人物。お鷹の父が健在だった頃、お竜(当時12歳)を砦に連れて行ったことがある

マユツバ
お竜が“風来人の元締め”に一人前と認められた頃に出会った、「初恋の男」。顔つきがどこかシレンに似ているらしい(愛想は正反対だが)。うわべはお竜の父のように優しくて包容力のある男だったが、本性は冷徹でいやらしい、詐欺師のよう人物。お竜のピンチを助けたのを機に言葉巧みに彼女に近寄り、最終的に裏切ってお竜は故郷を追われた。お竜の回想とハッタリの台詞にしか登場しない

牢番
お鷹の砦にいる牢番。ペケジが大量のナスを食べ尽くしてしまったので、好物のシギ焼きが食べられず粕漬けの仕込みもできなくなったことを根に持っている






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